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売買判断の考察(その3) 優位性の高いエントリーポイントを探す

Image by Quang Nguyen vinh from Pixabay

こんにちは、ひろです。

先日ブログに書いた「売買の意思決定を下すまでの流れ」を表から遷移図へ追記していたんですが、そこで「優位性の高いエントリポイントって何?」って思ってしまったんですね。
自分で書いてて何なんですが、時間が経つと偏った見方が減って本来の姿が見えるようになってきました。
なので、今回は優位性の高いエントリポイントについて少し掘り下げてみました。

優位性の高いエントリーポイントを探す

まずは、私が思う「優位性の高いエントリポイント」を少し具体的に展開してみます。

優位性の高いエントリーポイント => 注文が多いポイント(価格)

注文が多いポイント => 揉み合ってるポイント (または) 価格が大きく反転しているポイント

揉み合ってるポイント => 注文が多く、売り注文と買い注文のバランスがある程度取れているポイント
(または)
価格が大きく反転しているポイント => 注文が多く、売り注文と買い注文のバランスが突然崩れたポイント

上記の「価格が大きく反転しているポイント」が優位性の高いエントリポイントになると考えています。
何故そうなるのかと思われるかもしれませんが、価格が大きく動くポイントは他の状態に比べて価格の挙動が読みやすく、また事前にその価格が分かれば、ポジションを持ってから短時間で利益が出やすいといったことが考えられます。
この「短時間で価格が大きく変動する現象」は、上手く使いこなせればリスクを最小限に抑えることも可能だと考えています。

売買の基本

価格の決まり方は、売る人と買う人がいて始めて決まります。⇒ 当たり前ですね。
買う人または売る人の中には色んな人がいますが、大きく下記のカテゴリーに分けられると思います。

時間的な観点から抽出

  • すぐに買いたい人
  • すぐに売りたい人
  • すぐに買わなくても大丈夫な人
  • すぐに売らなくても大丈夫な人

価格的な観点から抽出

  • 価格は幾らでもいいから買いたい人
  • 価格は幾らでもいいから売りたい人
  • この価格じゃないと買わない人
  • この価格じゃないと売らない人

これらの人たちの条件が合う瞬間が存在することで始めて価格が決まるということです。
ざっくり考えると4×4通りなので16通りの組み合わせになりますが、価格が成立する条件を含む組み合わせは、この中の一部だけになります。

評価対象抽出条件成立する対象
すぐに買いたい人すぐに買いたい人
すぐに売りたい人
すぐに買わなくても大丈夫な人
すぐに売らなくても大丈夫な人
価格は幾らでもいいから買いたい人
価格は幾らでもいいから売りたい人
この価格じゃないと買わない人
この価格じゃないと売らない人
すぐに売りたい人
価格は幾らでもいいから売りたい人
この価格じゃないと売らない人
すぐに売りたい人すぐに買いたい人
すぐに売りたい人
すぐに買わなくても大丈夫な人
すぐに売らなくても大丈夫な人
価格は幾らでもいいから買いたい人
価格は幾らでもいいから売りたい人
この価格じゃないと買わない人
この価格じゃないと売らない人
すぐに買いたい人
価格は幾らでもいいから買いたい人
この価格じゃないと買わない人
すぐに買わなくても大丈夫な人すぐに買いたい人
すぐに売りたい人
すぐに買わなくても大丈夫な人
すぐに売らなくても大丈夫な人
価格は幾らでもいいから買いたい人
価格は幾らでもいいから売りたい人
この価格じゃないと買わない人
この価格じゃないと売らない人
すぐに売りたい人
価格は幾らでもいいから売りたい人

(この項目は成立しない可能性が高い)
すぐに売らなくても大丈夫な人すぐに買いたい人
すぐに売りたい人
すぐに買わなくても大丈夫な人
すぐに売らなくても大丈夫な人
価格は幾らでもいいから買いたい人
価格は幾らでもいいから売りたい人
この価格じゃないと買わない人
この価格じゃないと売らない人
すぐに買いたい人
価格は幾らでもいいから買いたい人

(この項目は成立しない可能性が高い)
価格は幾らでもいいから買いたい人すぐに買いたい人
すぐに売りたい人
すぐに買わなくても大丈夫な人
すぐに売らなくても大丈夫な人
価格は幾らでもいいから買いたい人
価格は幾らでもいいから売りたい人
この価格じゃないと買わない人
この価格じゃないと売らない人
すぐに売りたい人
価格は幾らでもいいから売りたい人
この価格じゃないと売らない人
価格は幾らでもいいから売りたい人すぐに買いたい人
すぐに売りたい人
すぐに買わなくても大丈夫な人
すぐに売らなくても大丈夫な人
価格は幾らでもいいから買いたい人
価格は幾らでもいいから売りたい人
この価格じゃないと買わない人
この価格じゃないと売らない人
すぐに買いたい人
価格は幾らでもいいから買いたい人
この価格じゃないと買わない人
この価格じゃないと買わない人すぐに買いたい人
すぐに売りたい人
すぐに買わなくても大丈夫な人
すぐに売らなくても大丈夫な人
価格は幾らでもいいから買いたい人
価格は幾らでもいいから売りたい人
この価格じゃないと買わない人
この価格じゃないと売らない人
すぐに売りたい人
価格は幾らでもいいから売りたい人


この価格じゃないと売らない人
(価格が一致していることが条件)
この価格じゃないと売らない人すぐに買いたい人
すぐに売りたい人
すぐに買わなくても大丈夫な人
すぐに売らなくても大丈夫な人
価格は幾らでもいいから買いたい人
価格は幾らでもいいから売りたい人
この価格じゃないと買わない人
この価格じゃないと売らない人
すぐに買いたい人
価格は幾らでもいいから買いたい人


この価格じゃないと買わない人
(価格が一致していることが条件)
!適当に流して下さい

売買する人の特性

実際に売買している人のメンタル面は分かりませんが、売買する人の発注方法など、相場の値の動きから思いつく特徴を抽出してみました。

注文を出す人の動機(ポジションを持つ時)

注文を出す人の動機は大きく分けて下記の2種類に分類されると思われます。

  • 予定の価格なら買いたい(売りたい)と思っている人
  • 今から上昇(下降)しそうだから買いたい(売りたい)と思っている人

ちなみに、大口の売買(プロ)の人は少し違う基準で思考しているかもしれませんので、それらは別途検討が必要かもしれません。

予定の価格なら買いたい(売りたい)人

これらの人は成り注文はあまり使用ぜず、指値での注文がメインになると考えられます。
しかし、これらの人も上昇しそうだから買う(売る)…のだと思いますが、注文の出し方が「今から上昇(下降)しそうだから買いたい(売りたい)人たち」と大きく違っています。
そのため、約定する発生量が下がり価格が短時間で大きく動かないのが想像できると思います。
たまたまチャートを覗いたら「狙っていた価格だったので急いで成り注文」なんていうのもあるかもしれませんが稀だと思います。

今から上昇しそうだから買いたい(売りたい)人

特定のタイミングで上昇後の価格を想定し、現在価格との相対(差分)価格を気にした取引をしています。
注文の入れ方や、その後のポジションの持ち方が「特定の価格なら買いたい人」と大きく違っています。
ここで特徴的なのは現在価格は気にせずに注文を出している可能性が高いということです。
実際には、価格を気にはしているが、それよりも買いたい(売りたい)を優先しているといった方がいいかもしれません。

なぜそう言えるのかというと、その「特定のタイミング」で大きく相場の価格が動き始めるからです。
注文方法には成りもあれば指値もあり、どちらの注文方法が多いのか正確にはわかりませんが、価格に影響を与える程度の量が成り注文として発生しているのは確かです。
(そうでないと価格が短時間で大きく上昇(下降)したりしないので)
ちなみに、これらの人たちは俗にイナゴと呼ばれてる人たちかもしれません。⇒ 私もその一人ですが…


今回も結論に到達する前に電池切れとなってしまいました…
続きは纏まり次第、ここに記事を追加していく予定です。

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