こんにちは、ひろです。
最近、トレードの売買判断について少し気になり、過去のトレード履歴を見直していました。
そこで気が付いたのが「相場の方向感に対する認識と収益との関係性は低い?」ということでした。
つまり「どんなに相場の動きが予想できても、それに比例して収益が上がるとは言えない」ということです。
(とうとう変なこと言い出したとか思わないで、まだ結論は出てませんが少し見てって下さい)
では、どうして負けトレードが多いのか、この辺について少し掘り下げてみました。
目次
売買の意思決定を下す
まずは思いつく意思決定プロセスを抽出してみます。
手順 | 内容 | 判断 | 備考 |
1 | 買い(売り)根拠を確認 | 見つかる ⇒2へ進む 見つからない ⇒1へ戻る | 儲けたい衝動から、何でも売買根拠に 見えてしまう場合がある |
2 | エントリーポイントの検討 | 見つかる ⇒3へ進む 見つからない ⇒1へ戻る | 注文できずに終わる不安から 成りで注文を入れてしまう場合がある |
3 | 損切ポイントの検討 | 見つかる ⇒4へ進む 見つからない ⇒2へ戻る | 損切ポイントを固定値にして 注文を入れてしまう場合がある |
4 | 利確ポイントの検討 | 見つかる ⇒5へ進む 見つからない ⇒5へ進む (決めない) | プライスアクションを見て 即時判断とする場合がある (利益を伸ばせるだけ伸ばす) |
5 | 買い(売り)注文する | 「成り」の時は エントリーポイントでボタンを押す |
上の表では分かりづらいのでフロー化してみました。
意思決定プロセスから思いつく問題点を抽出
上記の意思決定プロセスから思いつく問題点を抽出してみます。
- 買い(売り)根拠が適切でない可能性がある
- エントリーする価格やタイミングが適切でない可能性がある
- 損切する価格やタイミングの根拠が適切でない可能性がある
- 利確するタイミングが適切でない可能性がある
買い(売り)根拠から思いつく判断を抽出
まずは「買い(売り)根拠」から思いつく判断方法を抽出してみます。
テクニカル分析で判断
過去の値の動きを見て直近未来の値動きを判断する方法ですが、これは知識や経験値から判断する方法なので地道に勉強するしかないですね。
引き出しが多ければ予測もしやすそうですが、相場の不確定要素を考えると引き出しが無限になりそうです。
(自分が得意とするパターンだけでも、少しづつアウトプットして纏めてみようと考えてます)
プライスアクションで判断
古くから知られているローソク足による判断などは、私的にはテクニカルの方に分類したいので、ここではチャートの値の揺らぎをプライスアクションとしています。
チャートの動き方は昼間見ても、夜中見ても、時間足を変えても同じ感じでフラフラとした動き方で、どれも似ています。
人によってはフラクタル構造などと言われてるようですが、相場は常にバランスを取ろうとするので、このような動き方になるのだと思います。
これを人間が見ると、似た形が幾つも発生しているように見えて勘違いするんですよね。
ファンダメンタルズで判断
デイトレードのような短期では、あまり気にしない人も多いみたいです。
私の場合、この情報がバイアスとなってしまい、知らず知らずのうちに偏ったチャートの見方をしてしまいます。
特に自分が信頼している方などが言われた相場動向などは、自分の気が付かないうちにチャートの見え方を歪めてしまいます。
そのため、ファンダメンタルズはマインドへの影響が大きく、私には売買根拠として使えてないですね。
(最近は特に注意しています)
エントリー・タイミングから思いつく判断を抽出
エントリー方法の種類やエントリー価格の決定など、思いつく判断方法を抽出してみます。
エントリーの方法 | エントリーの方向 | |
1 | トレンドラインの境 | 反発を期待してエントリー 貫通を期待してエントリー |
2 | 水平線の境目 | 反発を期待してエントリー 貫通を期待してエントリー |
3 | インジケーターの境目 (移動平均線など) | 反発を期待してエントリー 貫通を期待してエントリー |
エントリー方法の種類は色々ありますが、すぐに思いつくものとしては、トレンドラインの境目、水平線の境目、インジケーターの境目 (移動平均線など)があります。これらはテクニカル分析としてよく使われてると思います。
これらはすべて見た目が違いますが、相場の仕組みから考えるとエントリポイントとしては共通点があると考えています。
その共通点は「注文が多くたまっている可能性が高い価格帯」だと言いうことです。
※なぜ「注文が多くたまっている可能性が高い」と言えるかは、テクニカル分析の方で少しづつアウトプットして纏めてみようと考えてます。
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